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この記事は死体写真公開に対する批判Blogに反論してみる(その1)の続きです
OMOTEYOMI!!
週刊現代に外務省が抗議!例によって全文掲載
この記事のカテゴリー:【ニュース - 社会の動向】>それを掲載するこの雑誌の人権に対する考え方を深く問い詰めたい。
週刊現代に故人奥克彦大使、井ノ上正盛一等書記官の遺体写真が掲載された事に対し、川口順子外相が発行元の講談社に対し抗議、該当雑誌回収を申し入れた。
!!
なんと言うことだ。
遺体の写真は確かにインパクトのあるスクープ映像だと思うが、それを掲載するこの雑誌の人権に対する考え方を深く問い詰めたい。
同報道官は「日本雑誌協会を通じかねてから雑誌各社に写真を使わないようお願いしてきたが、無視された。2人の人権を踏みにじり遺族の気持ちを全く考慮しない許し難い行為だ」と強く非難した。 (時事通信)
まさにそのとおりだ。
週刊現代は何度も人権を侵す記事を書きつづけてきた。
そして、極めつけは目先の売れ行きだけを視野に入れた遺体写真!!
なんと言うことだ。
人間として、この雑誌の行ってきた行為を許すことができない。
「人間の死」をここまでおもちゃにできる講談社の雑誌は二度と買いません。
どうやら、二日前にも似たような騒動があったみたいですね。
週刊現代はこのような前例があったのに、どうして過ちを犯してしまったのでしょうか・・・?
「退廃」あるいは「頽廃」(Entartung)というのは、もともと生物学上の用語で、退化、変質によりその種類に属さないものを指す。確かにあのようなおぞましい絵を見ないと物事を想像出来ない人間は、見なくても想像できる人にとっては「劣っている」のかも知れません。しかし、だからといってそういう人に対して「人間ではない」というレッテルを貼り、イラク自衛隊派遣というとても重要な問題に対し不十分な情報しか与えないで判断を下させるというのは、本当に「人間らしい行動」なのでしょうか?
これが19世紀末ころから、社会の規範から逸脱した行動をとる人は、人種的に劣り、排斥しあるいは絶滅させるべきだという主張に転用された。
(略)
「意志によって自分の行為を制御できない者は、劣悪な人間である」 という考えが背後にある。当時ドイツでは法哲学上の大論争となっていたテーマである。
何か今このBLOGで一番アクセス数が上がってそうなので紹介。
東京都健全育成条例改定に反対する市民有志Webサイトの都条例の改悪って、一体何が起こっているの?より
Q1:都条例の改悪って、一体何が起こっているの?東京都だけの問題なのかなー、と思っていたら、実は全国の漫画ファンに関係する事だったんですね。
A1:性描写、暴力描写、などが一定の割合以上含まれる漫画を、
自動的に「不健全図書」として扱い、未成年が読めなくしようとしているの
です。
東京都は、青少年健全育成対策の強化として、性描写、暴力描写、未成年者の喫煙シーンや自殺シーンなどが、一定の割合以上含まれる図書を、審議会の審査にかけずに自動的に「不健全図書」として指定し、強制的なゾーニングの対象にする『包括指定制度』の導入をもくろんでいます。
また警察官を含む行政の職員が、書店の店先、あるいは、コンビニなどにおいて、『現場判断』で「不健全図書認定」することができる『緊急指定制度』などを導入しようとしています。
全国の出版社のほとんどが東京に集中しているため、この都条例改悪が通ってしまうと、出版物に対しては
「青少年有害社会環境対策基本法」の復活に等しいことが起こります。
Q2:包括指定、緊急指定って、どういう制度?詳しくは東京都健全育成条例改定に反対する市民有志Webサイトを見て下さい。 http://www.savemanga.com/
A2:包括指定は不健全描写のページ数などによって、自動的に有害指定する制度。
緊急指定は警察官や役人が、検閲できる制度です。
包括指定制度とは、内容に関わらず特定の「不健全描写」が本の何割かあった場合、何の審査もせず自動的に不健全指定、つまり"有害図書"と指定する制度です。
例えば、ある漫画が命の大切さや戦争の悲惨さをテーマとして扱い、それをより強く訴えるために
そういう描写を使ったとします。
ところがこの制度では、「不健全描写」が本の中で規定の割合を越えただけで、内容の良悪に関わらず
有害指定が決まるので、そのような漫画でも”有害図書”とされてしまうのです。
小説も当然規制対象に入ります。
芥川賞や直木賞作品でも関係なく、自動的に”有害”扱いしてしまうという、極めて乱暴な制度なのです。
しかも指定された有害図書は強制的にゾーニングの対象になり未成年が購読する事は禁じられます。
仮に指定図書を未成年に売ると書店が逮捕されるという、オマケ付きです。
「不健全描写」には、セックスシーン(やおいシーンも含まれます)、殺人シーン、暴力シーン、戦闘シーンや自殺シーンなどが
該当します。
また、暴走族やヤクザ、あるいは怪盗ものなど犯罪者を主人公として描いた作、ハッキング、ストーキング、薬物使用など
犯罪をテーマとした作品も「不健全」とされる可能性があります。
未成年が格闘・アクション漫画等を読めなくなるというのは、ありえない話ではないのです。
緊急指定制度とは警察官や役人の一存で、漫画や小説などの本を有害図書指定できるという制度です。
分かりやすく言えば、警察官による”検閲”です。
警察や行政にとって都合の悪い本はこれで潰す事ができるという、戦前のような制度なのです。