id:finalventとid:rnaから始まった体罰論争(一番下にまとめ)について長文記事を書こうと思ったんだけど、既にid:mojimoji氏が
で体罰肯定派の主張を完膚無きまでに論破していたので(「女王の教室」に対する批判も、まさにその通りだと思った)、僕は六つだけテーゼを述べて済ますことにします。なお、テーゼの狙いは、体罰を受けている生徒に「勇気」を与えることと、体罰教師に「恐怖」を与えることです:-)
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最後の方はちょっと過激になりましたが、でも僕はこれらのテーゼを全て真剣に信じています(体罰論争の時こんな当たり前のことを何故みんな言わないのか疑問)し、今体罰を受けている生徒達は、この「体罰に関する六つのテーゼ」を心に秘めて、是非体罰教師に対し立ち向かって欲しいと、心より願っています。
というかTrackbackを送りたい為がだけなんだけどさ(といっても別にこれらの記事を書いた人に見て貰いたい訳でなく、この論争を見ているであろう体罰の当事者、特にこの議論で出てきた体罰肯定派の記事を見て「やっぱり体罰って正しいんだ……」と落胆している体罰を受けている生徒と、「やっぱり俺のやってることは正しかったんだ!」と驚喜している体罰教師に対して見て貰いたいからなんだけど)
*1: 日本国憲法第36条より公務員による拷問及び残虐な刑罰は、絶対にこれを禁ずる。
*2: 前項のテーゼの理由から、学校教育法第11条では体罰という行為は犯罪であると定められている
*3: 国民主権
*4: だから決していじめられても体罰にだけは頼っちゃ駄目だと僕は思うよ。不登校したって、家出して逃げたって、更に言えばいじめっ子を殺しちゃったって良い。だけど体罰を容認することだけは絶対に止めようよ……(←の言葉は実は過去の自分に向けた言葉なんだけどね)
*5: 日本国憲法第12条よりこの憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。
*6: 正当防衛
*7: あえて「体罰否定派」とは書かない。例えばid:rna氏は一見体罰を否定している様に見えるけど、id:rna:20050929#c1127940234では体罰がコミュニケーションになるか理不尽な暴力になるかは教師と生徒の関係次第という風に、教師と生徒の関係が良ければ体罰は許されるって考えで、むしろ体罰部分肯定派なのかなとも思える訳です。このように何故か体罰肯定派の議論に反対する人でも、体罰を明確に否定するのはid:mojimoji氏ぐらいな訳で、まぁ言葉は悪いけど「ヘタレが多いなぁ」と思ったりもします。