前回の記事では自民党がマニフェストに青環法などの早期成立を明記したという事を書きました。では他の党のマニフェストはどうなのでしょうか?今回は他の党のマニフェストに青環法みたいなものの記述があるかどうか、調べていきたいと思います。
民主党
特に記述無し、しかし政策集という所には次のような記述がある。
青少年対策具体的には民主党は子ども有害情報からの子どもの保護に関する法律案骨子という物を発表している(これに対する反対意見は民放連が民主党「子ども有害情報からの子どもの保護に関する法律案」骨子に対する意見についてという形で出しているので詳しくはこれを見て下さい)
残虐な暴力や性暴力などの有害情報から子どもを守るため、書物の区分陳列や放送時間帯の配慮などによって、普通に暮らす子ども達が有害情報に触れないですむ環境をつくります。また子どもの有害情報について第三者機関(中央子ども有害情報対策委員会)を置き、事業者が自主的に取り組むこととします。大人社会のモラルと保護者の責任感を高め、子どもの権利を擁護します。今後、情報との付き合い方についても単に情報を与えないのではなく、与えつつ、情報化社会に生きる子どもが、情報のもつ意味を正しく理解し活用できる能力(メディアリテラシー)を持てるような教育をすすめます。
暴力や性の有害情報などから子どもを守るルールの確立……雑誌、広告、テレビ、インターネット、ゲームなどでの、性や暴力のむき出しの映像などから子どもをまもる社会的規律、子どもをもうけの対象とする度をこした商業主義を規制する社会的規律の確立を促進します。要するに「国による規制ではなく業界の自己規制により有害情報が規制されるのを望む」という姿勢だ思います。より詳しくは子どもと教育をめぐる社会的な危機を打開するためにに不破氏の論文という形で書かれているので、それを見て下さい。
[3]マスメディアによって、女性差別や偏見、女性への暴力が助長されないよう、マスメディアの啓発を行います。要するに「自己規制」なのだろうか?